宅配買取とメルカリ、古着はどっちで売るのが良い?
古着の買取を検討している時、主な選択肢として「個人間売買」か「業者買取」かの二択が浮かぶと思います。
業者買取とは、当サイトでもご紹介している宅配買取や出張買取などの買取業者の利用が主な方法です。
個人間売買といえば知り合いに買い取ってもらう方法などもありますが、最近ではもっと手軽な「メルカリ」などのフリマサイトを利用する方が多くなってきていますね。
私も最近メルカリを初めて利用してみまして、その手軽さに感動いたしました!
たくさんの方が利用する意味がわかりますね。
ではメルカリと買取業者のどちらを利用するのがいいのでしょうか?
そのメリットやデメリットから、適した方法の選び方を考えてみたいと思います。
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この記事の掲載内容
メルカリで古着を売るメリットとデメリット
手軽に利用できるフリマサイト「メルカリ」。
古着を売ることももちろん可能です。
どのようなメリットがあってどのようなデメリットがあるのかを、実際に利用してみた上で感じたところをまとめました。
メルカリで古着を売るメリット
メルカリで古着を買い取ってもらうメリットとしては、以下のような点があげられます。
- 古着買取業者を利用するよりも利益が多くなる可能性が高い
- 好きな値段で古着が売れる
- 場合によっては出品した古着が即日売れる
- 思ったよりも手軽に古着が売れる
メルカリの利用は基本料金は無料です。
出品手数料も無料で、出品した商品が売れた場合のみ、販売手数料として販売利益の10%が差し引かれるシステムになっています。
しかしながらその販売手数料を指しい引いたとしても、間に業者が入らない分、売れた際の利益が大きくなる可能性がとても高いです。
物によっては、買取業者の出した査定額の10倍~の値段で売れることもめずらしくありません。
お値付けも自由です。
『早く売りたいから値段を安めに設定しよう』ということも、『これは良いものだから多少高めに出品しても売れるだろう』という調整が自分でできるのも魅力ですね。
古着を出品するタイミングさえあえば、出品数秒で古着が売れてしまうなんてこともあるんですよ!
利用する前はもっと大変なものかと思っていたのですが、出品までの段取りは想像していたよりは手軽でした。
発送方法を選んで送料を安く抑え、利益を多く出すなどの工夫ができるのも個人間売買の楽しいところだと思います。
メルカリで古着を売るデメリット
では逆に、メルカリで古着を売るデメリットはどんな点があげられるのでしょうか。
- 売れた古着を発送するための梱包作業がある
- 古着が売れた際の発送作業がある
- 出品する古着の写真を撮ったり詳細を書いてアピールする必要がある
- 出品した古着が売れないこともある
- 古着がいつ売れるのかはわからない
- 古着の買取希望者とのコメントのやり取りなどがある
メルカリはとても気軽に利用できるサービスではあるのですが、それでも出品する古着の情報(サイズ・状態など)をわかりやすく記載したり、写真を撮って掲載する手間などが発生してしまいます。
購入希望者から、古着への質問やお値下げの交渉などが入ることもあり、それらの対応もしなくてはいけません。
実際に古着が売れた後も、発送のための梱包作業や、発送作業などを行う必要があります。
梱包に必要な資材を調達するのももちろん自分で行わなくてはいけません。
買取業者を利用することと比べると、やるべき作業はかなり多いです。
さらに言えば、そもそも出品した古着が必ず売れるとも限りません。当然ながら売れないこともあるのです。
メルカリは利用者数が多いため比較的売れやすいフリマサイトだとは感じますが、古着はたくさんの方が出品しておられるので常に需要過多状態にあり、どうしても買い手がつきにくくなってしまっているのが現状だと感じました。
またいつ売れるのかわからないため、出品した限りはずっと手元に品物を保管しておく必要があります。
すぐに片づけてしまいたい方にとっては煩わしく感じることもあるかもしれませんね。
古着買取業者を利用するメリットとデメリット
古着の買取業者を利用するメリットやデメリットはどんな点があるのでしょうか。
メルカリなどのフリマサイトを利用することと比べてあげられるポイントを考えてみたいと思います。
メルカリと比べて業者で古着買取を利用するメリット
メルカリを利用するのと比べて、古着買取業者を利用するメリットはどんな点があるのでしょうか?
以下にピックアップしてみました。
- メルカリよりも古着業者を利用した方が手間が少ない
- 古着買取業者の条件にさえ合えばすぐに手放すことができる
メルカリと比べて買取業者が優れている点は、とにかく買取にかかる手間が少ない点です。
WEB上で申し込みさえすれば、あとはダンボールにつめるだけ。
発送も自宅にまで集荷に来てくれることがほとんどなので、申し込んで箱詰め作業さえすれば、あとは査定金額が出て振り込みが完了するのを待つだけです。
コメントへの対応もなければ、梱包に必要な資材を調達する必要もありません。
とにかく楽です。
また申込さえすれば集荷にお日にちは決まりますので、売れるまでいつまでも手元で保管しておく必要もありませんよ。
メルカリと比べて業者で古着買取を利用するデメリット
メルカリと古着会と業者を比べたメリットは『手間が少ない』ということでしたが、逆にデメリットはどんな点があげられるのでしょうか。
- メルカリに比べると古着買取業者を利用した方が利益が少ない
デメリットとしてあげられるポイントは非常に少ないのですが、唯一あげられるデメリットが最大のデメリットです。
それは『利益の少なさ』。
わかりやすく言い換えると、古着買取業者の買取価格は非常に安いのです。
一度メルカリでの利益の相場を知ってしまうと、買取業者を利用するのがバカらしく感じてしまうくらい安いです。
しかしそれもそのはず。
個人間売買では、出品作業(撮影・商品詳細の記載等)、コメントのやり取り、梱包資材の調達、梱包・発送などの作業を全部自分で行わなくてはいけなかったところ、それらの作業を買取業者が全て行ってくれるわけですから、その分の手数料が買取査定額から差し引かれてしまうのも仕方のないことだと言えるでしょう。
商品の価値-販売手数料-梱包手数料-送料-人件費=査定額
と考えれば、買取業者の査定額がメルカリを上回りようがないことがわかりますね。
メルカリと買取業者のどっちを利用するのが賢いの?
メルカリと古着買取業者のどちらにも、メリット・デメリットがありました。
ではどっちを利用するのが賢いといえるのでしょうか?
当サイトの結論としては、『買取価格の高さ』を優先したいのであればメルカリ、『手間の少なさ』を優先したいのであれば買取業者の利用、というのが答えになります。
メルカリは売れればそれなりの利益になりすごくラッキーだなと感じることも多かったのですが、出品数が多くなってくると、どうしてもめんどくささを感じるようになってきてしまいます。
例えばメルカリで10点の古着を売りたい場合、1点1点別々に出品して、それぞれに出品に関する手間がかかってきます。さらにコメントでお値下げ交渉などが入ってきたりするとやり取りも増えますし、最後の方はもうやめようかなと思うこともありました。
その点買取業者だと、10点だろうが20点だろうが、一気にまとめて段ボールに詰めて査定をお願いすることが可能なので、思い立ったらすぐに古着を手放すことができるんですね。
最終的に手元に残るお金は買取業者を利用した方が少ないですが、とても楽ですしとてもスッキリします。
どちらが自分にあっているのかによって、メルカリか買取業者かを選んでみると良いのではないかと思います。